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リシャールミル 時計から2023年の新作として、「RM 30-01 オートマティック デクラッチャブル・ローター」が登場しました。RM 30-01 オートマティック デクラッチャブル・ローターは、ブランドの卓越した技術力から生み出される強烈なエモーションを表現しています。チタンとサファイアを組み合わせたダブルダイヤルの細部にまでこだわることで、このモデルの絶妙なトーンが生まれています。
　これまでのモデルと同様、このモデルも新しいデザインに採用される美的融合と技術的進歩の恩恵を受けています。しかし、RM 30-01はそれらを継承することを怠るどころか、再解釈されたスケルトンデザインによってその恩恵を強化し、グラフィックバランスの確立に役立てています。グレード5のチタン製ブリッジと地板は、平行なセグメントの組み合わせによって遠近感と奥行きを生み出しています。従来のモデルにあった曲線は排除され、ダイヤモンドをベースにした幾何学的構造が浮かび上がり、表示ディスプレイにダイナミックなエネルギーが加えられています。パワーリザーブ、巻上げ、ファンクションセレクターのインジケーターは、これまでにない配置で、さらに色付けによって強調されています。 RICHARD MILLE(リシャール・ミル) 2023新作 コントロールされたエネルギー。リシャール・ミル「RM 30-01 オートマティック デクラッチャブル・ローター」 　加えて、新しい自動巻きキャリバーRMAR2の複雑さは、人間工学に基づいた使いやすさを最適化するために、美的制約を除外することはありません。この運動を伴う彫刻は、ファンクションセレクターのカムやオーバーサイズデイトディスクなどの部品によって表現されています。 　RM 30-01の可変慣性モーメントローターは、巻き上げに伴う過剰な張力を取り除くため、パワーリザーブが55時間に達すると、巻き上げ機構から自動的に切り離されます。これによりRMAR2キャリバーは、香箱のトルクが最適で一定のトルク／パワー比が与えられる状態で作動することができるのです。エネルギーが不足し始め、基準値であるパワーリザーブが40時間まで減少すると、ローターが再び噛み合って香箱のゼンマイを巻き上げます。また、優れたクロノメーター性能を発揮しながら、ローターの作動を可能にします。11時位置に配されたクラッチエンゲージメントインジケーターは、ローターが巻上げ状態にあるか（オン）、あるいは巻き上げが解除されているか（オフ）を示しています。 　ファンクションセレクターは、2時位置のプッシュボタンを押すだけで希望のモードを選択できるため、日常生活にも便利です。文字盤のビッグデイトの上に配置されたインジケーターが、選択したファンクションを常に知らせてくれます。Wは巻上げ、Dは日付修正、Hは針合わせです。
RICHARD MILLE(リシャール・ミル) 2023新作 コントロールされたエネルギー。リシャール・ミル「RM 30-01 オートマティック デクラッチャブル・ローター」 　2つのバリエーションがあり、どちらも彫刻的なトノー型ケースを際立たせます。ひとつは5Nレッドゴールド製のケースバックとベゼル、そしてグレード5チタン製のケースミドルが特徴で、もうひとつは、耐食性と耐衝撃性に優れたグレード5チタンを全面に使用したものです。可能な限り軽量化され（チタンモデルはストラップを含めて96g）、人間工学に基づいて設計されたこのモデルは、手首に装着したときの快適さが際立っています。グレード5チタンのタイムピースも、グレード5チタンと5Nレッドゴールドを組み合わせたモデルも、同じ仕上げ（サテン仕上げ、ポリッシュ仕上げなど）が施された美しいケースです。どちらのバージョンも、このケースの張りのあるラインと複雑な幾何学的スタイルは、時計製造業界全体で最も開発・製造が困難なケースのひとつです。RM 30-01は、リシャール・ミルが苦心して開発した芸術的かつ技術的な取り組みの賜物です。 　RM 30-01は、人間工学、ピュアなライン、卓越した仕上げというリシャール・ミルの重要な価値観を忠実に再現した、コレクションのアイデンティティの真の統合です。RM 30-01 オートマティック デクラッチャブル・ローターは、ブランドの真髄だけでなく、リシャール・ミルが20年以上にわたって経験してきた美的冒険の数々を体現しています。