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手術案内

主な手術

いぼ痔

肛門から直腸にかけての粘膜と肛門括約筋の間には動脈、静脈が網の目のように集まる、便やガスが漏れないように、クッションの役割をしています。

便秘でいきんだり、長時間座っていると、クッションになっている血管のうっ血をきたし、血管周囲の結合組織が増殖し、いぼのように大きくなると痔核となります。

血管の集まりなので、傷つくと出血を認め、さらに大きくなると、排便時に肛門の外に出てきて脱肛となります。

排便時の出血を認めたり、排便時に出てくる様になれば手術が必要になります。

きれ痔

きれ痔は女性にもっとも多い痔になります。女性の20~40歳代に多い症状のひとつです。

痔の中でも出血は少量ですが、特徴的なのは排便と関連した痛みになります。排便の際、また、便後もしばらく続く痛みが起こります。

痔瘻(あな痔)

肛門と直腸の境にあるくぼみの先にある肛門腺に便の中の細菌が入り、化膿し膿がたまることがありまる(肛門周囲膿瘍)

膿のたまりが自然に破れてたり、切開して膿を排泄します。

そのまま治る場合もありますが、多くは膿の管が残った状態をとなります。これが痔瘻です。
手術が必要です。

内視鏡ポリープ切除

■ポリペクトミー

ポリープの茎にスネアという金属性の輪をかけて、高周波電流を流して切り取ります。茎のある形のポリープに用いられます。

■EMR

粘膜の下に薬液を注入し、病変を持ち上げ、スネアをかけて切り取ります。茎のない平坦な形のポリープに用いられます。

■ESD

粘膜の下に薬液を注入し、専用の電気メスで病変の周囲の粘膜を切開し、病変を少しずつ剥離して切除します。
大きな病変や、薬液で病変が持ち上がらないときなどに用いられます。

肛門狭窄

肛門狭窄とは、さまざまな原因で肛門が狭くなり、便が出にくくなったり細い便しか出なくなったりする状態です。
通常の肛門は容易に人差し指一本が入りますが、肛門狭窄が起こると、ひどい場合には鉛筆程度の細さまで狭小化してしまいます。
肛門狭窄が起こると便意があるのになかなか便が出なくなるなどの症状がみられます。

直腸脱

直腸脱は直腸が裏返しになるため、直腸粘膜が赤黒く、湿った指状の突起として肛門から体外に突き出て見えます。
直腸から出血することがあり、排便コントロールの喪失(便失禁)がよく起こります。まれに直腸が腟へ突き出ることもあります

当院では、日帰り手術を行っていますが、症例によって入院が必要になることもあります。

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